プロンプト集

財務分析・数値の読み解き

決算書や資金繰りの数字を、経営者に説明できる言葉に変える。

決算書の3期推移を整理する

過去3期分の決算書から、増減の傾向を数字で押さえる。

03_クライアント/【支援先フォルダ名】/02_診断/ にある決算書データを読んでください(ファイルが無ければ、下に数字を貼ってください)。

# 決算書データ
【売上高・売上総利益・営業利益・経常利益・当期純利益などを、期ごとに貼る。ファイルがあればファイル名を指定】

# 出力してほしい形
1. 主要な数字(売上高・各利益・総資産・純資産など、資料にあるもの)の3期推移表
2. 前期比・2期前比の増減率
3. 増減が大きい項目(前期比±10%以上など)を、増減が大きい順に並べる
4. 増減の理由について、資料(ヒアリング内容含む)から分かる範囲での仮説

# 守ってほしいこと
- 資料に無い年度・科目の数字を、他の年度から推測して埋めない。無い年度は空欄にし「データなし」と明記する
- 増減の理由は「仮説」であることが分かる書き方にする。断定しない
- 会計上の科目名は、資料に書かれている表記のまま使う(似た科目名を勝手に統合しない)
- 複数の資料で同じ年度の数字が食い違う場合は、食い違い自体を報告する。どちらかを勝手に採用しない
「科目名を勝手に統合しない」が地味に重要です。決算書の書式は会社によって違うため、AIが独自に正規化すると数字がズレて見えることがあります。

資金繰りの見立てを作る

手元の数字から、資金がいつ厳しくなりそうかを大まかに見立てる。

03_クライアント/【支援先フォルダ名】/02_診断/ の資料と、以下の数字を読んでください。

# 分かっている数字
- 現在の手元資金:【 】円(【 】年【 】月時点)
- 月々の主な入金:【 】
- 月々の主な支払い:【 】円程度(内訳が分かれば添える)
- 借入の返済予定:【 】

# 出力してほしい形
1. 向こう【6か月/12か月】の資金繰りの見立て表(月ごとの入金・支払い・残高の推移)
2. 残高がもっとも厳しくなる月と、その時点の見込み残高
3. この見立てで前提にした条件(何を一定と仮定したか)を明記する
4. 見立ての精度を上げるために、追加で確認すべき数字

# 守ってほしいこと
- これは手元の数字からの粗い見立てであり、正式な資金繰り表ではないことを明記する
- 季節変動やイレギュラーな支払い(賞与・納税など)が分かっていれば必ず反映し、分からなければ「未反映」と明記する
- 資金がショートすると断定せず、「このままの前提が続いた場合の見込み」として示す
- 正式な資金繰り管理・資金調達の相談は、税理士・金融機関へのご相談が必要である旨を末尾に添える
「粗い見立てであり正式な資金繰り表ではない」は必ず残してください。診断士が作る一次情報として、精度の限界を明示する責任があります。

業界平均・同業他社と比較する

支援先の決算数値が、同業と比べて高いのか低いのかを確認する。

先ほど整理した決算書の推移データ(手元に無ければ 03_クライアント/【支援先フォルダ名】/02_診断/ の決算書データを読み込んで、3期推移を整理し直してください)と、以下の業界平均データを読んでください。

# 業界平均データ
【出典(例:中小企業実態基本調査・TKC経営指標など)と、比較する指標の数値を貼る。手元に無い場合はその旨を書く】

# 出力してほしい形
表の列は「指標 / 支援先の数値 / 業界平均 / 差 / 高い・低いの評価」。
指標は、資料にある範囲で(例:売上高総利益率・売上高営業利益率・自己資本比率など)。

# 守ってほしいこと
- 業界平均データは、私が示した出典の数値だけを使う。AIが一般知識で業界平均を作らない(出典を示せない数値は使わない)
- 業界平均データを渡していない指標は、比較欄を空けて「業界平均データ未取得」と明記する
- 「高い・低い」の評価は良し悪しの断定ではなく、差の事実として示す(理由の分析は次のステップで行う)
業界平均の出典を必ず私が指定する形にしています。AIに業界平均を聞くと、それらしい数字を作ってしまうことがあるためです。
関連するコマ:実測して、採点する 

投資回収の試算をする

設備投資やシステム導入が、何年で回収できそうかを試算する。

03_クライアント/【支援先フォルダ名】/02_診断/ に関連資料があれば読み込んだうえで、検討している投資について回収の試算をしてください。

# 投資の内容
- 投資対象:【設備・システムなど】
- 初期費用:【 】円
- 想定される効果:【売上増・原価削減など、分かる範囲で数字を】
- 効果が出始めるまでの期間:【 】

# 出力してほしい形
1. 前提条件を明記したうえでの、単純回収期間(初期費用 ÷ 年間の見込み効果額)
2. 効果額を「保守的(低め)」「標準」「楽観的(高め)」の3パターンで試算し、回収期間がどう変わるかを示す
3. 試算に使った前提のうち、確からしさが低いもの(確認や検証が必要なもの)を明記する

# 守ってほしいこと
- 「保守的」パターンを必ず作り、一番厳しい前提でも見せる。楽観的な数字だけを見せない
- 回収できることを保証する書き方にしない(「〜年で回収できる見込みです。前提は〜」の形にする)
- 税務上の扱い(減価償却・税額控除等)には触れないか、触れる場合は「詳細は税理士にご確認ください」と明記する。これは投資判断の参考試算であり、会計・税務上の正式な計算ではない
「保守的パターンを必ず作る」が要です。楽観的な数字だけ見せると、経営者の投資判断を誤らせるリスクがあります。

経営指標を算出し評価する

決算書の数字を、安全性・収益性・生産性の指標に変換して評価する。

01_ナレッジ/経営診断のフレーム.md と、先ほど整理した決算書データ(手元に無ければ 03_クライアント/【支援先フォルダ名】/02_診断/ の決算書データを直接読んでください)を読んでください。

# 出力してほしい形
「安全性(自己資本比率・流動比率など)」「収益性(売上高営業利益率・ROAなど)」「生産性(従業員1人あたり付加価値など)」の3区分で表を作る。
各指標について「算出式 / 支援先の数値 / 算出に使った資料の数字 / コメント」を示す。

# 守ってほしいこと
- 算出に必要な数字が資料に無い指標は、無理に計算せず「算出不可(〇〇のデータが必要)」と明記する
- 算出式と、使った元データの数字を必ず示す(あとで私が検算します)
- コメントは「この数値の一般的な意味」の説明に留め、「だから経営が良い・悪い」という断定はしない
「算出式と元データを必ず示す」が検算の唯一の手がかりです。ここを省略させると、数字の間違いに気づけません。

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