これは雛形です。実際にお使いになる前に、内容をご自身の状況に合わせて調整し、必要に応じて専門家のご確認を受けてください。
これは雛形です。 実際のご使用前に、内容をご自身の状況に合わせて調整し、必要に応じて専門家の確認を受けてください。 本文書は、顧問先の意向を尊重しながら支援方法を選んでいただくための資料であり、AI活用を説得するためのものではありません。 「AIを使わない=支援ができない」わけではないことを、まず診断士自身が理解したうえでお使いください。
1. この文書の使い方
顧問先が「01_顧問先への説明文書」または「02_AI利用に関する確認書」を見て、AI利用に懸念や難色を示した場合に使います。
- 無理に説得しない。懸念には理由があります。まず理由を聞きます
- 「使う/使わない」の二択ではなく、3段階の選択肢があることを伝え、顧問先ご自身に選んでいただきます
- どの選択肢を選んでも、支援自体は継続できることを最初に伝えます
2. 3つの選択肢
選択肢A:情報を匿名化・抽象化して使う
- 内容:社名・個人名・具体的な数値等を置き換えたうえで、AIを利用する
- できること:業界の一般的な分析・比較、資料の下書き作成は概ね従来どおり可能
- 変わること:貴社固有の細かい文脈(個別の経緯、非公表の交渉内容等)はAIに直接読ませられないため、その部分は診断士が別途手作業で補います
- 支援品質への影響:多くの場面で大きな差は出ないと考えられますが、固有の文脈が重要な論点(個別の人間関係、非公表の交渉経緯等)では、AIを介さない分析より時間がかかる場合があります
選択肢B:公開情報のみで使う
- 内容:貴社の非公表情報は一切AIに入力せず、公開情報(貴社サイト、公表統計、業界データ、競合の公開情報等)の範囲でAIを利用する
- できること:競合比較、業界動向の整理、一般的な文章のたたき台作成
- 変わること:貴社固有の状況を踏まえた分析にはAIを使えないため、その部分は診断士が従来どおり手作業で行います
- 支援品質への影響:貴社固有の診断・提案の精度はAI利用の有無に依存しないため大きくは変わりませんが、作成にかかる時間は従来どおりになります
選択肢C:AIを使わない
- 内容:本件の支援業務では、AIを一切利用しない
- できること:従来どおりの方法(診断士自身の分析・手作業での資料作成)で支援を継続します
- 変わること:AI利用を前提に設計している一部の成果物(比較表の作成速度、複数競合の同時比較等)は、同じ形・同じ期間では提供できない場合があります。または、作成に追加の時間・費用がかかる場合があります
- 支援品質への影響:診断士自身の経験・技量に基づく支援となります。AIを使う場合と比べ、情報整理や比較表作成にかかる時間が増える可能性があります
3. 選んでいただくための問いかけ例
- 「情報を置き換える(匿名化する)形であれば、AIを使ってもよいとお感じになりますか。それとも一切使わない方が安心ですか」
- 「公開されている情報の範囲であれば、AIを使うことに抵抗はありますか」
- 「今回は使わない形にして、進め方を見ていただきながら、後日改めてご相談する、という進め方もできますがいかがですか」
4. いつでも選び直せること
- 一度選んだ方法は、状況が変われば見直すことができます。「今回はCで様子を見て、次回以降Aに変える」といった進め方も可能です
- 逆に、いったんA・Bで進めた後、やはり使わない方針に変更することも可能です
- 方針を変更した場合は、「02_AI利用に関する確認書_ひな形.md」の内容も見直してください
5. 比較表(まとめ)
| 選択肢 | AIに入力する情報 | 支援できる範囲の目安 | 精度・工数への影響 |
|---|---|---|---|
| A 匿名化して使う | 社名・数値等を置き換えた情報 | 概ね従来どおり | 固有の文脈が重要な論点は、AIを介さない分析より時間がかかる場合がある |
| B 公開情報のみ | 公開情報のみ | 業界比較・一般的な文章のたたき台 | 貴社固有の分析は従来どおり手作業(相応の時間がかかる) |
| C 使わない | 入力しない | 従来どおりの手作業による支援 | AI利用前提の成果物は同じ形で出せない場合がある/工数が増える可能性がある |
※ 上記は一般的な傾向であり、案件の内容によって実際の影響は異なります。断定的な見積りではなく、目安としてお使いください。
6. 記録として残しておくこと
顧問先とどの選択肢で合意したかは、後で「言った・言わない」にならないよう、診断士側の記録として残しておくことをお勧めします。
| 選択日 | 顧問先名 | 選んだ選択肢 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 【 】 | 【 】 | 【A/B/C】 | 【 】 |
使用時のチェック(診断士向け)
- 顧問先の懸念の理由を、選択肢を提示する前に聞いたか
- 「結局Aを選んでほしい」という前提で説明していないか(誘導になっていないか)
- 比較表の内容が、実際に自分が提供できる支援の実態と合っているか
- 選んだ結果を記録し、必要であれば確認書(02)に反映したか