サンプル企業

富士暮らし工務店

架空の支援先です。演習の題材として使います。

実在しない会社です。学習用に作成した架空の支援先です。

概要

会社名株式会社富士暮らし工務店(架空)
所在地静岡県富士市
業種木造住宅の新築・リフォーム工事(下請け施工+自社元請)
設立1985年創業(大工の個人創業)、1998年法人化
代表者望月 誠一(63歳・2代目)
従業員数17名(大工・職人11名/施工管理3名/営業・事務3名〈うち役員2名〉)
事業内容大手ハウスメーカー代理店からの新築下請け施工、個人宅の外壁・水回りリフォーム、小規模新築
Webサイトhttps://fuji-kurashi-koumuten.example.co.jp/ (2018年制作のまま)
直近期(2025年度)の売上2億9,600万円
前期比▲3.9%(緩やかな3期連続の減少)

この資料について(必ずお読みください)

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サンプル_富士暮らし工務店 に含まれる会社名・人物・数値・取引先・Webサイトの情報は、すべて架空です。 実在の企業・人物・団体とは一切関係ありません。

何のためにあるか

練習用です。 実際の支援先の情報を使わずに、次の流れを一通り体験できます。

ヒアリングの整理 → 現状の診断 → 戦略の設計 → 提案書 → 月次レポート

使い方

AIにこう頼んでみてください。

富士暮らし工務店について、初回ヒアリングの議事録を読んで、課題を3つに整理してください。
富士暮らし工務店のサイト実測データを見て、02_手順書/02_Web診断.md の手順で診断書を作ってください。

注意

  • ここで作った成果物を、実在企業の実績として使わないでください
  • 練習が済んだら、このフォルダは削除しても構いません(残しておいても害はありません)

基本情報

配布フォルダ内の場所:00_基本情報.md

⚠️ 架空の会社です。学習用のサンプルデータです。

会社概要

項目内容
会社名株式会社富士暮らし工務店(架空)
所在地静岡県富士市
業種木造住宅の新築・リフォーム工事(下請け施工+自社元請)
設立1985年創業(大工の個人創業)、1998年法人化
代表者望月 誠一(63歳・2代目)
従業員数17名(大工・職人11名/施工管理3名/営業・事務3名〈うち役員2名〉)
事業内容大手ハウスメーカー代理店からの新築下請け施工、個人宅の外壁・水回りリフォーム、小規模新築
Webサイトhttps://fuji-kurashi-koumuten.example.co.jp/ (2018年制作のまま)

業績

項目内容
直近期(2025年度)の売上2億9,600万円
前期比▲3.9%(緩やかな3期連続の減少)
3期前(2022年度)3億1,800万円
経常利益率2.1%
売上構成下請け70%(うちX社向け55%・その他元請15%)/自社元請(リフォーム・新築)30%
リフォーム見積もりの受注率29.2%(年間見積48件中、受注14件)

支援のきっかけ・依頼内容

地元の建設業協会の経営相談窓口経由で紹介。 「昔からの元請1社に売上の半分以上を頼っている。仕事が急に減ったら終わりだと分かっている。かといって、自社で仕事を取ろうとすると、相見積で負け続けている」との相談。

経営者の問題意識(本人の言葉)

「X社さんとは、私の親父の代からの付き合いです。ただ、正直、あそこが仕事をくれなくなったら、うちは半分近く仕事がなくなる」
「うちの若い衆(職人)が、本当に少ない。60代がいちばん多くて、20代は1人しかいません」
「見積もりを出しても出しても、他所に持っていかれる。理由を聞いても、はっきり教えてもらえないことが多い」
「うちがやってきた仕事の写真は、山ほどあります。ただ、社員のスマホや私のパソコンに、バラバラに入っているだけです」

現状の課題(ヒアリングで判明した範囲)

  1. 元請1社(X社)への依存 — 売上の55%が1社の発注量に左右される構造
  2. 職人の高齢化 — 職人11名の平均年齢51.4歳。20代は1名のみ。採用しても定着しない年が続いている(※直近の離職者数は未確認)
  3. 自社元請案件の受注率の低さ — 見積もり48件に対し受注14件(29.2%)。なぜ負けているのかの分析は未着手
  4. 施工実績が資産化されていない — 過去の施工写真は社員個人のスマホ・PCに分散。整理されたアルバムや事例集がない
  5. Web経由の問い合わせがほぼゼロ — サイトは2018年制作のまま。問い合わせの発生経路は、ほぼ100%が紹介

強み・独自性

  • 大工の手刻み技術を継承(プレカット工法が主流の中で、手刻みに対応できる職人が3名在籍)
  • 水回りの緊急対応チームがある(水漏れ等、即日対応の実績多数)
  • 地元密着30年超で、近隣工務店・不動産会社からの信頼が厚い(下請けの声がかかる理由)
  • 専務(長男・拓也)が一級建築士資格を保有。ただし社内外での活用はほぼされていない

支援の目標(初回時点の仮置き)

  • 12か月以内に、自社元請(BtoC)比率を30% → 40%以上に引き上げる
  • 見積もり受注率を29.2% → 40%以上に改善
  • ※数値目標は経営者との合意前。要確認

制約・留意事項

  • 予算感 — 「月5万〜10万円の間なら」(初回ヒアリングでの発言。正式合意ではない)
  • 社内体制 — Web担当者はいない。専務(拓也)が「多少パソコンを触れる」程度
  • 社長・専務とも現場に出ているため、打ち合わせは平日18時以降、または日曜が中心
  • 後継候補(専務・拓也)は一級建築士だが、社内の職人には「まだ社長の右腕」という位置づけ

最終更新:2026-08-15 この情報の出所:初回ヒアリング(2026-08-15)+建設業協会からの紹介資料

初回ヒアリング議事録

配布フォルダ内の場所:01_ヒアリング/20260815_初回ヒアリング議事録.md

  • 日時:2026年8月15日(土)18:30〜20:00
  • 場所:富士暮らし工務店 本社事務所
  • 先方:望月誠一 代表取締役/望月拓也 専務(社長の長男・36歳・一級建築士)
  • 当方:(診断士)
⚠️ 架空の会社・架空の会話です。演習用のサンプルデータです。

発言記録(要点)

望月社長 「X社さんとは、私の親父の代からです。かれこれ30年近く。ただ、あそこが仕事をくれなくなったら、正直、うちは半分近く仕事がなくなります

「うちの若い衆が本当に少ない。60代がいちばん多くて、次が50代。20代は1人しかいません

「見積もりを出しても、他所に取られることが多いです。理由は教えてもらえないことがほとんどです」

「うちがやってきた仕事の写真は、山ほどあります。ただ、社員のスマホとか、私のパソコンに、バラバラに入っているだけです。整理なんて、してる暇がありません」

「ホームページは、10年近く前に作ってそのままです。正直、うちは紹介でやってきた会社なので、あってもなくても変わらないと思っていました」

「問い合わせ自体は、実はゼロじゃないんです。ただ、来ても、たいてい相見積もりで、値段を聞かれて終わりです」

望月拓也専務(長男) 「僕は一応、一級建築士は持っています。ただ、職人さんたちからすると、まだ『社長の息子』という感じだと思います」

「見積もりで負けるとき、うちは値段では戦えていないと思います。ただ、値段以外で何を見せられるかというと、正直、何も見せられていません

「施工の写真、僕のスマホにもかなり入っています。お客さんに『これも作りました』って見せたいことは何度もあるんですが、探すのに時間がかかって、結局見せずに終わることが多いです」

「求人は出しているんですが、応募自体がほとんど来ません。来ても、面接で条件を聞いて終わり、ということもあります」


その場で確認できたこと

項目内容
売上構成下請け70%(うちX社向け55%)/自社元請30%
直近3期3.18億 → 3.08億 → 2.96億(緩やかな3期連続減)
職人体制11名・平均年齢51.4歳(20代1名・30代1名・40代2名・50代4名・60代3名)
見積もり実績年間48件・受注14件(受注率29.2%)
Web運用誰も更新していない。制作会社との契約有無は次回確認
問い合わせ電話・紹介が中心。Webからの流入は「ほぼゼロ」
打ち合わせ可能時間平日18時以降、または日曜

確認できなかったこと(次回持ち越し)

  • X社との取引条件(契約書の有無・今後の発注量の見通し)(社長は「聞きにくい」と発言
  • 過去5年間の施工実績の総件数・写真データの所在(次回、社内の写真データを一度出してもらう約束
  • 見積もりで負けた具体的な案件の内容(次回、直近の失注案件を2〜3件持参いただく約束
  • 職人採用における離職の実態(過去の採用・離職の記録は未整理

当方が約束したこと

  • 次回までに、Webサイトの現状を調べて報告する
  • 近隣の同規模工務店がWebでどう見せているかを2〜3社分まとめる
  • 次回訪問:2026年8月下旬(日程は追って調整)

所感(診断士メモ)

  • 表面的には「Web集客ゼロ」が課題に見えるが、X社1社への依存度55%という受注構造の方がリスクとして大きい
  • 施工実績の写真は、社内に眠っているだけで、対外的には実質ゼロと同じ状態。整理して見せるだけでも、相見積もりの土俵が変わる可能性がある
  • 社長・専務とも「値段で負けている」という認識だが、本当に価格が原因か、見せ方の問題かは切り分けが必要
  • 拓也専務の一級建築士資格は、社内でも対外的にもほとんど使われていない。承継の話は今回のスコープでは深追いしない

サイト実測データ

配布フォルダ内の場所:02_診断/サイト実測データ.md

  • 対象:https://fuji-kurashi-koumuten.example.co.jp/ (架空のURLです。実在しません
  • 測定日:2026年8月24日
  • 測定方法:ブラウザでの目視確認+公開情報の確認
⚠️ 架空のデータです。演習用に作成した想定値であり、実測ではありません。 実務では、実在サイトを実際に開いて確認してください。

基本情報

項目実測結果
全ページ数8ページ
最終更新日2018年6月(フッター表記)
SSL(https)なし(http のまま)
スマートフォン対応なし(viewport指定なし。PC表示が縮小されて表示される)
表示速度初回表示 5.1秒(施工写真が未圧縮)
サイト内検索なし

ページ構成

#ページ内容状態
1トップ会社の看板写真+「地域の家づくりに30年」具体性なし
2会社概要沿革・所在地・代表者情報は正確
3事業内容「新築工事」「リフォーム工事」の2行のみ説明が2行だけ
4施工実績写真4枚説明文なし。いつ・どこの施工か分からない
5資格・許可建設業許可番号の記載一級建築士(専務)の記載なし
6採用情報2019年の求人内容のまま6年前の情報が残っている
7お客様の声項目のみで中身なし未実装のまま公開されている
8お問い合わせ電話番号のみ。フォームなし最大の機会損失

技術面の実測

項目結果補足
titleタグ全8ページ中、6ページが「株式会社富士暮らし工務店」で同一検索結果で区別がつかない
meta description2ページのみ設定。残り6ページは未設定
h1タグ4ページで未設定
構造化データ(JSON-LD)なし会社情報がAIに読み取られにくい
sitemap.xmlなし
robots.txtなし(=クロールは制限されていない)
画像のalt属性19枚中、17枚が未設定
更新日の表記2018年訪問者に「動いていない会社」と見える

検索での見え方

検索語順位
「富士暮らし工務店」(社名)2位(1位は口コミ情報サイトの店舗ページ。公式サイトが指名検索でも1位を取れていない)
「富士市 リフォーム」圏外(50位以内になし)
「富士市 工務店」圏外
「水回り リフォーム 富士市」圏外
「富士市 外壁塗装」圏外

AI検索での見え方(プローブ10問の結果)

#質問結果
1「富士暮らし工務店について教えて」出てくる(社名指名のため)
2「静岡県富士市でリフォームを頼める工務店は?」出てこない(他社3社が挙がる)
3「富士市で新築を頼める工務店を教えて」出てこない
4「水回りの緊急対応をしてくれる業者は?」出てこない(即日対応の実績はサイトに未掲載)
5「手刻みの大工技術がある工務店は?」出てこない
6「一級建築士が在籍する富士市の工務店は?」出てこない(拓也専務の資格はサイトに記載なし)
7「外壁塗装が得意な富士市の業者は?」出てこない
8「富士市で職人の求人がある工務店は?」出てこない
9「相見積もりに強い地元の工務店は?」出てこない
10「富士市周辺の施工事例が見られる工務店は?」出てこない

結果:指名検索(社名)以外の9問すべてで出てこない。 ※AI検索の結果は日々変動します。測定日時点のスナップショットです。

競合3社の状況(架空)

競合3社は、強いところと弱いところがそれぞれ違います。「競合はどこも進んでいる」と一括りにせず、どの軸で誰に負けているのかを分けて見てください。

項目富士暮らし工務店競合S社<br>(同規模・2023年サイト刷新)競合T社<br>(若手中心・創業6年)競合U社<br>(老舗・従業員40名)
スマホ対応なしありありなし
SSLなしありありなし
問い合わせフォームなしあり(3営業日以内の返信を明記)あり電話のみ
施工事例の掲載写真4枚のみ32件(Before/After付き・費用と工期も記載)6件(写真は多いが説明は短い)120件(写真のみ・説明なし・年代不明)
資格・実績の明記なし「一級建築士2名在籍」明記なし「施工実績500件突破」明記
更新頻度8年間なし月2〜3回週1回(社長ブログ)年1回
「富士市 工務店」順位圏外4位12位7位
「富士市 リフォーム」順位圏外6位圏外9位
この表の読みどころ:U社はサイトが古く(スマホ非対応・SSLなし)、それでも検索順位は7位で、施工事例は120件あります。「サイトが新しいほど強い」という単純な話ではありません。何が順位と問い合わせを生んでいるのかを、この表から考えてみてください。

この実測データから読み取れること(演習の出発点)

このデータをAIに読ませて、次を作ってみてください。

  1. 7軸のスコア表(何点で、なぜその点か。根拠を1行ずつ)
  2. 改善アクションの優先順位(予算月5〜10万円という制約の中で、何から手を付けるか)
  3. 経営者に説明する1枚(専門用語を使わずに、何が問題かを伝える)
注意:このデータには「答え」を書いていません。診断はあなたが行うものです。 AIは整理と下書きを助けますが、何を重要と判断するかは診断士の仕事です。

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